狭隘地や上空制限に対応でき周辺にも影響を与えないアーバンリング工法を基礎構造に応用する新しい合成基礎構造の工法です。合理的な構造により性能を確保し、都市部で制約の多い用地や工期に優位性のある基礎構造を実現しました。

◎仮設鋼製壁のアーバンリングをRC基礎の帯筋としても利用する。
◎帯筋不要のため主筋位置を拡径することが可能となり高剛性につながる。
◎帯筋配筋作業が不要になり、基礎の小径化や工期短縮が可能となる。

◎アンカーボルトや主桁の仕様は、要求される帯筋の性能を考慮して設計する。
◎コンクリート充填によって高剛性となるBOX構造継手を採用する。
◎従来工法以上の性能を確保していることを試験により確認している。
◎I型の縦リブ、空気孔、シール溝などコンクリート充填に適した構造とする。

◎帯筋不要とすることで配筋作業の省力化が可能で鉄骨量も削減できる。
◎過密配筋の抑制により、工期短縮と事故防止につながる。