アーバンライナー工法の構造

都市域の厳しい施工環境に向けて開発した、都市型圧入ケーソンのアーバンリングの発展工法です。アーバンライナー®（土留壁）はＲＣ構造で工場製作された規格品（イージーオーダー）分割組立式で圧倒的な短納期を実現します。内空４ｍから８ｍ程度までの内空利用構造物（立坑・人坑・井戸等）を安全・確実に施工することを可能にするシステム工法です。

曲線部と直線部を持つJ型ピース（内径４ｍは曲線部のみのＡ型ピース）のＲＣ構造です。二次覆工を省略することも可能です。ボルト結合の構造物なので耐震性も良好です。

専用工場で製作された６分割・J型のアーバンライナーピースを現場で一体化し、略円形の構造体を図のように千鳥配置で組み立て構築します。

・縦配管は周辺影響防止工（周面摩擦低減工）、周面コンタクトグラウト工のため設置しています。アーバンライナーを組み立てると自動的に連結される構造になっています。
内面インサートは任意の位置に設置可能です。

可変部を調整することにより、基本型枠で4m〜8mの内径用ピースを製作します。